自分がエフェクター等作る時によく使うコンデンサーに、WimaのMKS2という種類の物があるのですが、これの偽物があるというブログ記事がでてちょっと問題?になった事が何年か前にあったようでした。 具体的には、コンデンサの側面に容量などが印字されている物と、トップの部分に印字されてる物の二種類があり、後者が偽物という事らしいです。
一応気になって調べてみたのですが、どうやらこれはどちらも本物のようですね。 WIMAのホームページ内(コチラ)に『2005年9月の時点で、WIMAはPCM 5mmの金属化コンデンサを段階的にトップマーキングに変更しています。』との記載がありました。
で、実際の問題はそれらに音の違いがあるのかって事ですよね。 という事で、手持ちのMKS2を比較してみましました。
手持ちだとこちらの4種類ありましたね。 左の3種類は容量、公差、耐圧すべて同じものですがやはり音に違いはありました。 一番左のが聴き慣れたMKS2の感じで、次のがもうちょっと音がはっきり、くっきりしている感じ、右から2番目はちょっとすっきりしすぎてスカスカに感じました。 底が黄色のバージョンの物にも音に違いが出てビックリでした。 そして一番右の物は黄色バージョンの許容差が5%のタイプ。 これも音は違って、黄色10%の物を、よりレンジが広がってドンシャリ(ハイファイ)にしたような感じに思いました。 ギターにはちょっとハイファイ過ぎるかも、、、。 個人的には黄色10%が一番好みかな〜。