カテゴリー: 自作エフェクター

自作エフェクター『Ampldrive』二台目完成

二台目のAmpldriveを作りました。

前回作ってすごいお気に入りだったと言うわけではなく、単純に二台分塗装してあったので組み上げました。

今回は、前回の物と配線材のみを変えて、全て撚り線のビンテージクロスワイヤータイプで作ってみました。

一応これには理由があって、これまで使っていた単線のベルデンのケーブルがあったんですが、使っていたロールが終わって、新しく在庫してたロールを出したんですが、これがロットの違いか何なのか音が大分違っていてイマイチで、これじゃ使えないなってなってしまったのです。

それで、普段ギターの内部配線用に使っている配線材使ったらどうなるのかなと思って今回作ってみました。

作るのは単線より大分面倒臭かったですね。 細かいところが柔くて狙ったとこにいってくれない、、、。 耐久性に関しては単線より良いんじゃないでしょうか。

で、肝心の音ですが、これは良かったです! 成功ですね。 元々の方は少しドンシャリぎみで硬めだけど、抜けが良くて太さもある感じでしたが、これはミッドが出て低音域を心配してましたが、必要十分で、少し柔らかい音色でした。

これでまた他も作って見ようかなと思います。


自作エフェクター『Crunch Box Distortion』完成

『Crunch Box Distortion』を参考に作りました。

今回はレタリングしないで、ラベルシールを貼ってみました。 レタリングと比らべるとちょっとチープな感じはしますが、手軽さはこちらの方が圧倒的に楽です。 デザインとか凝るともっと良い感じになりそうです。

ケースは二台分作っていて、一台は普通のカーボン抵抗、もう一台は金属皮膜抵抗で他のパーツは同じで作ってみようと思っています。

とりあえず一台目が完成。 音はめちゃ太いディストーションて感じで、ビンテージというよりは現代的な歪みに近いです。 ノイズが少ないのが優秀ですね。

プレゼンスは外に出すMODも定番ですが、デフォルトの内部の固定抵抗にしました。 一度決まればそんなに動かさないと思うので出す必要もないかと。 これとトーンでハイの調整がかなり細かくできます。

Ratとはまた違う毛色のディストーションで、色んな場面で使いやすいディストーションかと思いました。


自作エフェクター『Ampldrive』完成

JSAという個人工房の『Ampldrive』というモデルのエフェクターを作りました。

エフェクターの基盤のレイアウトをアップしている海外ブログがあって、そこをちょこちょこチェックしているのですが、その中にこのエフェクターの記事を見つけて作って見る事にしました。

Zen Driveをベースにさらにシンプルにした回路という感じで、Zenは好きだし、どんな音になるのか気になったのがきっかけでした。

まず、今回ケースは1590G2というサイズの物を初めて使っていて、定番の1590Bより縦、横が少し小さくなっていて、高さは同じです。 3ノブ、電池なしでちょうど良いサイズですね。

で作ってみて第一印象は、カラッと明るい歪だなと思いました。 ローゲインで、ハイが気持ちいいですね。 反対にローが若干物足りないかなとも思いました。

オペアンプは指定のLM741CHはイマイチだったので、色々試して5334D、C741Cあたりが気に入りました。 後はローがやっぱり気になったので、3.3kの抵抗の所を6.8kに変更して低音を増やしています。

これで大分良い感じになりました。 とにかくシンプルストレートな歪サウンドが良いです。

※低音が増えすぎてしまった為、後日さらに4.7kに変更しました。


自作 Gain Helper mini ①

何度も作ってるゲインヘルパーをミニサイズ(Hammond 1590A)で作りました。

今回はコンデンサーだけ種類を変えて4台作る予定で、その一台目が完成しました。

このサイズの組込みは久々にやると大変ですね、、! これはコンデンサーがMKT1817バージョンです。 音は少し柔らか目で、程よくミッドが出てくる感じでしょうか。


Wima MKS2というコンデンサーに偽物問題があったらしい

自分がエフェクター等作る時によく使うコンデンサーに、WimaのMKS2という種類の物があるのですが、これの偽物があるというブログ記事がでてちょっと問題?になった事が何年か前にあったようでした。 具体的には、コンデンサの側面に容量などが印字されている物と、トップの部分に印字されてる物の二種類があり、後者が偽物という事らしいです。

一応気になって調べてみたのですが、どうやらこれはどちらも本物のようですね。 WIMAのホームページ内(コチラ)に『2005年9月の時点で、WIMAはPCM 5mmの金属化コンデンサを段階的にトップマーキングに変更しています。』との記載がありました。

で、実際の問題はそれらに音の違いがあるのかって事ですよね。 という事で、手持ちのMKS2を比較してみましました。

手持ちだとこちらの4種類ありましたね。 左の3種類は容量、公差、耐圧すべて同じものですがやはり音に違いはありました。 一番左のが聴き慣れたMKS2の感じで、次のがもうちょっと音がはっきり、くっきりしている感じ、右から2番目はちょっとすっきりしすぎてスカスカに感じました。 底が黄色のバージョンの物にも音に違いが出てビックリでした。 そして一番右の物は黄色バージョンの許容差が5%のタイプ。 これも音は違って、黄色10%の物を、よりレンジが広がってドンシャリ(ハイファイ)にしたような感じに思いました。 ギターにはちょっとハイファイ過ぎるかも、、、。 個人的には黄色10%が一番好みかな〜。